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山櫻会 - 創部100周年に向け座談会開催中

   2019年、輔仁会山岳部は創部100年周年を迎えます。
   100周年を迎えるにあたり、歴代の高等科山岳部OBにお集まりいただき、座談会を開催しています。既に卒業年代別に3度の座談会を開催しており、当時の部長先生にも参加いただき、入部のきっかけ、当時の活動内容、現役時代の思い出、卒業後の山との関わりなどについてお話いただいています。毎回、3時間の座談会のみでは話が尽きず、終了後には懇親会を開催し、旧交を深めています。
   座談会の内容は100周年を記念して発行予定の「山櫻 第三号」に掲載する予定です。
   今後、次の2つのグループの座談会の開催を予定しております。参加を希望される方は是非とも以下へご連絡いただきたくお願い致します。
   また、連絡が取れない方々も数多くおられますので、これまで山櫻会から各種案内を受け取っておられないOBの方からのご連絡もお待ちしております。

今後開催予定の卒業年代別の座談会
   ・昭和49-58年前後に高等科を卒業された方
   ・平成5年以降に高等科を卒業された方
開催時期
      本年6-9月の間(決定し次第、別途連絡します)
開催場所
      百周年記念会館内会議室

連絡先: 山櫻会
高等科山岳部座談会 事務局 平澤信一(昭和63年法学部卒)
                                                   shirasawa@cybernautes.co.jp
                                                   岡田光正(平成5年法学部卒)
                                                   mitsumasa1970@gmail.com

山桜会(山岳部)の歩み

昨年、創部80周年を迎えた輔仁会山岳部。
日本から世界の名峰に夢と憧れを寄せて、山への讃歌を自然という名のノートに刻み続ける。

はるか明治時代にまでさかのぼる学習院の山岳活動の歴史。当時ボン大学に留学していた近衛篤麿氏がスイス・アルプスを登山 したのがその始まりという。以後、21世紀を間近に迎えた今日まで、学習院出身者による山岳活動は活発に行われ、数々の偉業を築き上げてきている。
山岳部の創部は大正8年4月。創部当時の名称は「輔仁会旅行部」で、部内はさらに「旅行部」と「スキー部」に分かれていた。創部3カ月後には赤城・日 光・白馬岳・妙高山への山行などが行われていたので、発足当初から活動が活発であったことがうかがえる。
「山岳部」と改称されたのは大正14年。同年、学習院と慶應の合同登山隊が北米のアルバータ峰(3619m)初登頂を成し遂げている。日本山岳会初の海 外遠征でもあり、学習院からは岡部長量、波多野正信(ともに大12旧高)の両氏が参加。頂上に立った隊員9名は、日の丸を振ることも、万歳を叫ぶこともな く、無言のまま互いに握手を交わし、初登頂の喜びを分かち合ったという。
大正14~16年には、日本山岳協会や日本山岳会の会長を務めたことがある松方三郎氏(大8旧高)や元部長の渡辺八郎氏がヨーロッパアルプスを登山。大 正15年には、秩父宮殿下も一緒に登られている。
時代は移り変わり昭和10年。「森林・草原・氷河」という日本の山岳書の中でも有数の名著を残している加藤泰安氏(昭9旧高)や周布光兼氏(昭13旧 高)ほか4名が大興安嶺最高峰(1835m)の初登はんに成功した。
昭和28~33年には、日本山岳会や京都学士山岳会の海外遠征に参加。前OB会長の舟橋明賢氏(昭19旧高)をはじめとするグループがアンナプルナ2 峰、4峰の試登を果たしたほか、芳賀孝郎氏(昭33経)のグループがチョゴリザ(7654m)の初登頂も成し遂げている。
海外遠征は他の団体との合同がメインであった山岳部も昭和39年、ついに学習院単独の登山隊を結成。川崎巌氏(昭35経)らによりアラスカ・ローガン峰 の登山を行った。中央峰(6050m)の登頂と西山稜の初登はんに成功し、学習院山岳部の歴史に残る偉業を成し遂げた。
念願の学習院ヒマラヤ登山隊が結成されたのは昭和51年。三井源蔵氏(昭20旧高)、贄田統亜氏(昭38化)などのグループがスキャンカンリ峰 (7544m)初登頂を果たした。
なお近年では、永田秀樹氏(昭55独)らによるチョー・オユー峰(8202m)の登頂や、棚橋靖氏によるナンガパルバット(8125m) の単独登頂成 功が偉業として挙げられる。
山岳部創立80周年記念を迎えた平成11年10月、学生を中心とした初の海外合宿が行われた。目指したのは中国の未登峰レッドメイン峰(6112m)。 海外での登山経験が豊富なOBの棚橋氏を隊長に学生主体のパーティーが初登頂に成功したことは、今後の山岳部の黄金時代の幕開けを告げる出来事にちがいな い。
もちろん山岳部の活躍は海外だけに留まらず、国内でも数々の業績を残し、枚挙に暇がない。
日本の山岳クラブの最古に数えられる輔仁会山岳部。今後も世界の数々の名峰を踏破し、母校に錦を飾ってくれることであろう。