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「学習院輔仁会音楽部現役・OB合唱団合唱祭 2018」のご報告

「目白に集い、目白で歌う会
2018年9月23日、学習院創立百周年記念会館に於いて、学習院輔仁会音楽部合唱団の現役OBによる演奏会を開催致しました。
内藤院長先生をはじめ、大変多くの皆さまのご来場を賜りまして大盛会のうちに無事やり遂げることができました。あらためまして、感謝を申し上げます。
今回の演奏会は、学習院輔仁会音楽部合唱団の現役・OBが、年に一度目白に集まり、より更に良き交流を深め、歌の輪、人の輪を広げる、初の『オール合唱団』の演奏会になりました。
第1ステージは現役合唱団、第2ステージは卒団5年位までの若手OBで邦人曲を、第3ステージは現役・OB・団友の皆さんでオルフの「カルミナ・ブラーナ』を演奏致しました。
これからもこの演奏会を年に一度、目白の百周年記念会館で開催を致します。今回は参加できなかった方々も、故郷を懐かしみ故郷に帰るような気持ちでお集まりください。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

学習院OB合唱団代表
高崎 真

音楽部の歩み

大正十一年夏。学習院輔仁会音楽部は産声を上げた。以前から学習院には個人的にクラシック音楽を演奏する人が多く、日本のオーケストラの父といわれる近衛秀麿氏をはじめ、京極高鋭や有坂愛彦(ともに音楽評論家)、山田一雄、前田幸市郎、岩城宏之、福田一雄各氏等の一流音楽家を輩出してきた。 音楽部は輔仁会雑誌編集部から分かれて独立。だが大正末期は硬派が盛んな時代であったため、音楽を奏でる部など軟弱だと独立には反対する意見も多かった。やっとのことで独立するが、大正天皇の崩御により活動を一時中断。昭和二年に活動を再開すると軍艦マーチの作曲者、瀬戸口藤吉氏は当時日本楽壇の第一人者で、交響曲などを演奏できるまでに音楽部を成長させた。 昭和六年ごろ、音楽部は戦前の黄金時代を迎える。瀬戸口氏に代わって、新交響楽団(現NHK交響楽団)の弦・管楽器奏者、棚池慶助氏を指導者として迎えたからである。特訓を積み重ね、新交響楽団と練習をしたりして、音楽部の名は広く知られるまでになった。 戦時中も演奏が絶えることはなかった。激しい空襲で楽譜を失ったが、貴重な楽器は部員や門衛の人達によって救われた。そのため、音楽部は戦後にいち早く復活する。 昭和二十四年、大学ができると大学の音楽部に混声、男声、女声の合唱団を編成。また、女子短大が設置されると短大(現女子大)女声合唱団ができ、コーラスが隆盛を極めた。一方、初等科には合唱部とオーケストラが誕生し、中・高等科にも有志によりオーケストラが結成されるに及んで、各団とも精力的な活動を始めたわけである。 学習院が創立百一年を迎えた昭和五十三年。音楽部はテレビ朝日の「オーケストラがやってきた」の番組出演した。音を愛するプレイヤーたちは、今後も聴衆に感動や興奮を送り続けることだろう。