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ボールルームダンスクラブの歩み

 「ボールルームダンスクラブ」が誕生したのは平成7年6月。学習院大学「社交舞踏研究会」の協力を得て、初舞踏会を開催したのがその始まりです。桜友会からは畑中茸雄常務理事(昭38化)、梶本孝雄元理事(昭32済)、右川清夫元評議員(昭34済)にご出席いただき、大変充実したスタートとなりました。また、これと並行して「合同練習舞踏会」を始め、現在「OB・OG月例練習会」として、プロ現役の競技選手などをコーチャーに招き、毎月第1日曜(原則)に開催しています。
 発足当初より協調関係にある社交舞踏研究会は、部として競技ダンスは行っていませんでした(当時の日本学生競技ダンス連盟に不参加)。しかし、近藤誉仁(平9済)・及川珠里(平9心)という実力あるペアが出現し、アマチュアの世界でめきめき力をつけました。平成8年「全日本ラテンダンス選手権」アマの部で総合4位に入賞し、翌年にはアマ・ラテンA級、モダンB級。卒業後はプロに転向し、現在JBDFプロ・モダンB級、ラテンC級として大活躍。当クラブのコーチャーもお願いしています。
 クラブの方向に大きな影響を与えたのは、「目賀田ダンスの会」代表幹事の目賀田匡夫氏(昭36物)との出会いでした。「桜友会報」で当クラブの活動を知った同会の高橋蔦子さん(昭33国)に目賀田氏をご紹介いただいたのです。
 ボールルームダンスはイングリッシュスタイルのダンスですが、「目賀田ダンス」は、勝海舟の孫・目賀田綱美男爵がフランス留学中に習得したフレンチスタイルのダンスです。目賀田男爵は、当時流行していたアルゼンチン・タンゴも習得し、帰国後、日本でご教授になりました。日本に初めてアルゼンチン・タンゴを紹介したのは、ほかならぬ目賀田男爵なのです。
 その後、社交舞踏研究会の近藤・及川組の卒業時期が近づいたため、二人のお祝いも兼ね、舞踏会を計画。平成9年2月、赤坂のカナダ大使館ビルに併設されているシティクラブ・オブ・東京の「メイプルルーム」で第1回「早春舞踏会」を開催しました。以降、早春舞踏会は毎年1月か2月に開催し、現在は南麻布の「マーゴホール」で行っています。
 また、千葉県船橋学園東葉高等学校の古賀加奈子さん(昭37済)のご好意で、同校「エンデバーホール」をお借りし「東葉舞踏会」をスタート。毎月第3金曜の18~21時までで、1~11月までは「東葉月例舞踏会」として、アトラクションやデモンストレーションのある舞踏会を行っています。
 平成13年12月の東葉舞踏会のプロデモでは、社交舞踏研究会出身の宮入寛子さん(平12政)が新しい感性あふれる可憐なダンスを披露。大学卒業後に進学した宮入さんは、ダンスへの思いが絶ち難くプロに転向し、現在JDCプロ・スタンダード(モダン)C級、ラテンD級に昇級しています。
文/相賀柏雄(昭33政)